カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

鍋と料理本

「鍋フェチ」であることは先日書きましたが、ル・クルーゼ、フィスラー、クリステル。どれも優秀です。

私が持っているのは

Le Creuset ココット・ロンド 20cm ホワイト Kitchen Le Creuset ココット・ロンド 20cm ホワイト

販売元:Le Creuset (ルクルーゼ)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Le Creuset ココット・ロンド 22cm ホワイト Kitchen Le Creuset ココット・ロンド 22cm ホワイト

販売元:Le Creuset (ルクルーゼ)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

最初22センチを買ったのですが、お客さんがきたときはいいけれど、やはり小さめのものも欲しくなり、20センチを買い足しました。鍋というものは、「大は小をかねない」のです。

どちらも白です。

ル・クルーゼを持っている人には、ぜひ、この本も一緒に!

「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理        ル・クルーゼで料理(2) ゆっくりつくる編 (天然生活ブックス)

(ほかにもご紹介したかったのですが、なぜかこの2冊、しかも写真しか貼れませんでした)

この平野さんのシリーズ、簡単でおいしそうで、私は全部そろえています。これで作った料理はお客様にも喜んでもらえます。煮込み料理などは、来客前に仕込んで、火にかけておいて、お客様におだしする前にまた暖めます。ちょうど味がしみておいしいの。

白い鍋はとても可愛いのですが、どうしてもくすんだり、コゲが沈着すると目立ったりするので、これも一緒にオススメです。

Le Creuset ポッツ&パンズ クリーナー 専用クリーナー 専用の洗剤です。ほかのホーローにも使えます。

ほか、愛用しているのはクリステルの鍋。シンプルで使い勝手がよく、一家に1セットといったところでしょうか。

CRISTEL グラフィット スタータープラス STTR+Agete Kitchen CRISTEL グラフィット スタータープラス STTR+Agete

販売元:CRISTEL
Amazon.co.jpで詳細を確認する

私が持っているものはフタがフラットなものです。クリステルの鍋は、使い方もシンプルなので、スタンダードな料理本のレシピなら、なんでもOKですね。大きさいろいろですが、重ねて収納できるのが魅力。取っ手がとれます。ティファールよりもなんだか、おしゃれ。

そして、便利な圧力鍋! 玄米ゴハンもすぐに炊けるし、ひよこ豆も5分でゆでられます。鶏肉などもやわらかく仕上がるので、とても重宝しています。時短料理にもピッタリ。

Fissler ロイヤル圧力鍋 3.5L  11-633-03 Kitchen Fissler ロイヤル圧力鍋 3.5L 11-633-03

販売元:Fissler (フィスラー)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これにまたピッタリのレシピ本がこちら。

ミニ圧力鍋で2人分料理―早い、おいしい、作りやすい  小田真規子さんの本です。圧力鍋レシピ本って、ややダサめのものばかりなのですが、これはちょっとおしゃれメニューも。大掛かりじゃない、二人分くらいの料理にフォーカスしているので、簡単すぎず難しすぎずな、いいレシピ本です。

そして、「鍋フェチ」としては、今欲しいのがストウブ社の鍋。ああ、でもすでにル・クルーゼを2つも持っているので、必要はないんだよなあ。

staub ココットラウンド 16cm ブラック 40509-480(1101625) Kitchen staub ココットラウンド 16cm ブラック 40509-480(1101625)

販売元:staub (ストウブ)
発売日:2008/11/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

サイズが違うものなら、いいかしら? なんて言い訳しながら、悩むのでした。

そして。「鍋フェチ」の私が、この秋、はまっているのが「煮込み料理」。この本をアマゾンで注文しました。さらに料理にはまりそうです。ワインもすすみそうです(笑)。

 いい鍋。おいしい料理。 いい鍋。おいしい料理。
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

(なぜかこれもアマゾンの画像は貼れないのでした)

| | コメント (0)

向田邦子

何度かブログに書いてきましたが、向田邦子さんが好きで。

今、NHKBSで特集をしています。

いい作品がたくさんあります。

でも、彼女自身が凛とした女性で、美しかったことも、素敵です。

文章に携わる人間として、彼女の洞察力(彼女の優れているところは、表現力よりも洞察力だと思う)はスゴイ。

| | コメント (2)

『沈まぬ太陽』

この夏休みに読んだ本です。10月24日から映画が公開されますね。主演は渡辺謙さん。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫) Book 沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

著者:山崎 豊子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

フランス往復の飛行機の中で読んで、ドキドキしました。

アフリカ篇では、「正義をつらぬく」ということを考えさせられます。私も組合の執行委員をしたことがあるので、「正義をうったえて、中東やアフリカに転々と赴任させられる」みたいなことに憤りを感じます。
ただ、あまりにまっすぐで、もし主人公の家族だったら、「いい加減に妥協もしてほしい」と思うかもしれません。

続いて御巣鷹山篇。これはつらい。涙がでました。あの日航機事故をフィクションとして描いていますが、たぶん、山崎豊子という元ジャーナリストの書いた文章ですので、かなりノンフィクションに近いものだと思われます。実際、かなりの方を取材して書いたもののようです。

映画ではこの御巣鷹山の状況をセットで再現しているようですが、おそらく、原作のほうが残酷な、つらい表現がいっぱいあります。特に遺体を確認する部分。「部分遺体」の確認場面、部分遺体を棺に納める際に遺族への配慮から、包帯などで足りない部位を補完した看護婦の話、などとてもリアルです。

会長室篇では、NAL(国民航空)の再生のために努力する姿と、それに立ちはだかる壁や、利権追求の不正行為などが描かれています。これもねえ、ホントの話じゃないことはたくさん書かれているとは思いますが、とてもとても憤りを感じますよ。

そんな折、本家JALの問題がいろいろ浮上しています。『沈まぬ太陽』のすべてがJALがモデルというわけではないけれど、考えるための材料はたくさんあります。

壮大ではありますが、山崎豊子らしい、ストーリーに山をいくつも持っている話です。(『白い巨塔』も、教授選、誤診、裁判、ガンといった、おおきな山が次々きますよね)。

映画も期待していますが、まだ読んだことのない人は、一度ぜひ、読んでみてほしいです。とくに、日航機墜落事故についての記憶のある年代の人に。

長いとはいえ、すぐに夢中になって、気がつくとあっという間に読めます。

| | コメント (2)

おひとりさま

連休はバラバラに使用する予定。今日は昼から伊勢丹へ出かけ、秋冬の服を買ってきました。

帰宅してぼんやりとテレビをつけてみると、やたらとドラマのプロモーション番組が多いですね。

観月ありさ主演のドラマ『おひとりさま』の番宣では、「あなたの“おひとりさま”チェック」とかやっていて。主な質問が「ひとりで映画にいったことがあるか」「ひとりで遊園地にいったことがあるか」などなど。

しかも、観月ありさが「おひとりさまですが、それがなにかっ?」とガンをとばす。

あの~、おひとりさまって、別に威張ることでもないと思うんですけど…。ひとりでも行きたいところに行けるなら、それはそれでいいと思う。やりたいことや、行きたい場所があるなら、ひとりだからといって遠慮しなくてもいいし、恥ずかしがる必要もないし、他人の目を気にする必要はないはずです。

私は映画はひとりでみることがほとんどです。でも、ひとりで遊園地は行かないなあ。

食事のときいにひとりだとなんとなく気まずいこともあります。

間が持たないというか。ラーメンやおそば、カレーなど、ササッと食べて出るような店はひとりでもOKですけど、お寿司や焼肉でひとりってちょっと…。寿司はそのうちやってみようと思いますが、焼肉は厳しい。

カウンターのあるお店なら、ひとりで食事するのに便利ですよね。

そういえば雑誌のCREAも「ひとりで行く京都」を特集していました。

CREA #クレア# 2009年 11月号 [雑誌] Book CREA (クレア) 2009年 11月号 [雑誌]

販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ううむ。いつか私もそういうことをしているんでしょうか? 

こんなムックもあります。

よみものmarisol#マリソル# 2009年 11月号 [雑誌] Book よみものmarisol(マリソル) 2009年 11月号 [雑誌]

販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

こうなるともう、「イタイ感じ」すらします…。

わかんない。私の後輩の女性は、「夏休みは、唐津とかに行くつもりなんです」といっていましたが、「ひとりで」だそうです。彼女はシングルで、「そういうわけなんで、ここのところ旅といえばいつも、ひとりですよ」と言っていました。

ひとりで知らない土地に行くのって、ちょっと大人になった気分です(出張などでは、ひとりのこともありますから)。

でも、うれしいことや素敵なことは、誰かとわかちあいたいなあ。

| | コメント (0)

カツマとカヤマ

今発売中のAERAに、勝間和代さんVS香山リカさんの対談が掲載されています。

昨日、親友Kから、「読んだ、読んだ? あの対談!」と聞かれたのですが、広告は見たけどまだ読んでいませんでした。

すると「あれね~、完全に香山さんのほうがうまいね」。なるほど。

今日、先ほどまでスタジオで撮影に立ち会っていたのですが、待ち時間中に、アエラを持っている人がいたので、読ませてもらいました。(その人のその対談見たさに買ったそう)。

読んでみて、ホントだった。勝間、劣勢。香山さんのほうが話しの運び方がうまい。

それぞれ主張する内容は、まあ、別の生き方をしているんだから、優劣の問題ではありません。でも、対談となったときに、うまいのは香山さん。

やはり、一般の人や心を病んだ人にたくさん会い、たくさんの話を冷静に(ここ大事よ!)聞き、そして多くの人の心に「腑に落ちる」ことを語る職業…そんな香山さんの経験が見事に生かされています。

一方の勝間さん、ご自身のことを語るほどにドツボにはまっています。というか、勝間さん、素直な人なんだなあ。こういったらこう切り返されるとか、あまり考えず、やや感情的に語っています。

香山さんはご自身のことはあまり語っていないんですね。いろんな、今どきの人たちの例を分析しているんです。

しかし、勝間さんは最初から分が悪かったともいいえます。同じ号のAERAに、対談ではなく、やはり記事としての「カツマー」の話が掲載されていて。それの論調が、どう考えても香山さん寄り。…それはちょっと、なあ。

この対談、どうして受けちゃったのかな、勝間さん。だって、対談するもなにも、結果は見えていたはずです。

「誰もが勝間さんになれるわけではない」。

こんな「当たり前」のことを香山さんに攻められたら、そこはどうしようもないですよね。

本人としてのカツマを語るしかない勝間さん。カツマさんになれない一般の例を大量に持ち込む香山さん。ねっ? 

でも今調べてみたら、勝間さんの近著「まねる力」は朝日新聞出版からでていました。まあ、朝日にとっては、勝間さんがたたかれようが、それも宣伝なわけですね。

香山さんの「しがみつかない生き方」は幻冬舎か~。ヒット中の勝間さんをいじって、ヒットにつなげるというやり方、いかにも、ですね。

私? 勝間さんにはなれないし、そうなる気もないけれど、キライじゃないですよ、がんばる人って。

AERA MOOK 勝間和代「まねる力」 Book AERA MOOK 勝間和代「まねる力」

著者:勝間 和代
販売元:朝日新聞出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

しがみつかない生き方 しがみつかない生き方

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

| | コメント (0)

本棚を整理しようとして

本棚を少し整理しないと、新しい本が入れられないしなあ…と思って、思い切っていくつかのコミックスなどを処分しようと思いました。

「あ、でも、処分する前に、少し読んじゃおうかな~」

ありますね、そういうことって。(試験の前に、なぜかふだんはしない部屋の片付けに入り、そのうち本を読み出すのと、やや似ている現象)。

手塚先生のブラック・ジャック。姉のダンナさまが全部もっているので、私はもう処分してもいいかな~なんて…読んでいたら…今8巻を読んでいますよ、気がつけば。

あらためて、カッコいいなあ。以前に読んだときよりも、ますます素敵です。

Black Jack―The best 12stories by Osamu Tezuka (1) (秋田文庫) Book Black Jack―The best 12stories by Osamu Tezuka (1) (秋田文庫)

著者:手塚 治虫
販売元:秋田書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0)

『夜想曲集』を読む、といいつつ『私を離さないで』を強くすすめる

よく聞かれる質問。「そんなに忙しくて、いったい、いつ本を読んでいるんですか?」。ええ、謎ですねえ。自分でも。

1、読みたいときに集中して、読みきってしまう(話題の単行本パターン)
2、通勤やカフェに入ったときなど、合間や隙間にちょこちょこ読む(新書、文庫本パターン)
3、旅行や出張など、移動時間にひたすら読む(歴史モノ、長編など)
4、マンガは別腹(寝る前にマッサージチェアに座って)

これらを同時平行しています。ちなみに、今、パターン2では、『沈まぬ太陽』(山崎豊子)を読んでいます。

さて、本題。

好きな作家、カズオ・イシグロ。今回は、イシグロの初めての短編集で、あちこちの書評で紹介されている『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる5つの物語』です。

夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 Book 夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語

著者:カズオ・イシグロ
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

映画化された『日の名残り』ではないですが、カズオ・イシグロらしい、“人生の夕暮れどき”を描いた5つのストーリー。1曲聴くように、1章を読み終える静かな楽しみがあります。

長年連れ添った夫婦、老歌手、もう若くないが一念発起する男、誰も知らないけれど大物らしいチェリスト。
年齢を重ねた人というのは、人生も複雑だし、「ひとすじなわではいかない」ものです。それぞれの生き方を、いまさらはかえられない人々。

物語は静かに流れ、人生は大きくうねる。そんな感じかな。

翻訳で書かれているせいか、どこかに村上春樹臭がします。村上春樹の『トニー滝谷』みたいな、静かでちょっとつらく、ちょっとあきらめがある感じ。

(そう思いながら読んでいたら、この本にも「ヤナーチェク」がでてきてました。)

面白かったとは思うけれど、やはり短編は物足りなかったです。

じつは、私は長編『私を離さないで』のほうがずっとずっと面白かった。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Book わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

著者:カズオ・イシグロ
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

(↑この装丁、イヤだなあ。単行本のときのほうがよかった。)

私、以前にこちらの作品でブログ書いたように思ったけど、どうも書いていなかったみたいなので、ついでに。

介護人のキャシーの一人称で書かれたストーリーですが、「ハヤカワ」から出ていることに注目。これ、ちょっと悲しい、近未来が舞台です。

最初はカタカナの名前が多いし、「介護人」ってなんだかよくわかんないし、しばし、ガマンしてください。
話が進むにつれ、どうしようもないやるせなさや、切なさが。それを抑制の効いた、淡々とした文章(柴田元幸氏の翻訳力もあると思う)で描くことにより、かえって胸にしみてくるのです。

あまり予備知識を持たずに読んで欲しいです。ガーンとくるから。

なんとなく、手塚治虫の近未来マンガのような、あるいは、キャシャーンのような。「未来とその犠牲」という命題が見えてきます。

話と本の趣味が合いそうな人、ガチでおすすめです。

| | コメント (0)

『絶望ノート』を読む

『葉桜の季節に君を想うということ』の評価が高かった、歌野昌午さんの作品。『葉桜…』に小気味よく“やられた!”を味合わされた私なので、『絶望ノート』も楽しく読みました。

絶望ノート 絶望ノート

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

中学2年の主人公、太刀川照音。タチション。そのショオンという名前は、ジョン・レノンに心酔する父が名づけた名前です。

照音の日記を読むカタチで綴られているのですが、日記のよると彼は学校でいじめにあっているらしい。かなり陰湿ではあるが、先生も周囲も気がつかない。

そのうち、耐えられなくなった照音は、自らがみつけた石を神とみたてて、「オイネムギプト様」とあがめ、そしてその神に祈るのだった、「アイツを殺してください!」と。その願いどおりに、友人たちが死んでいき…。

ううむ、一瞬、『デスノート』? と思ってしまいますが、なんかもっと、暗く、ジメッとした感じがあります。

先日ご紹介した『贖罪』もそうですが、同じ事象でも、見る立場や描く立場で、180度変わって見えることがいっぱいです。

歌野さんらしいラストシーン、先に読まないように(笑)。ちなみに今回は私は、ラストの想像はなんとなく予想した感じでした。

| | コメント (0)

夏には怖い話を読もう その2

昨日に続いて、怖い話シリーズ。今日のはホントに怖いです。装丁もやばいです。

怖い話 Book 怖い話

著者:福澤 徹三
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

08年「すじぼり」で大藪春彦賞を受賞した人が書いたもので、エッセイ風になっています。内容は、あらゆるジャンルの「怖い話」を集めたもの。

いわゆる都市伝説もたくさん書いてあります。懐かしいですね、トイレから出てくる手の話とか、すれ違ったときに「死ねばいいのに」と言われた話とか、浮かばれなかった人の霊が今は本州に上陸している話(なぜ上陸なんだろうね)、とか。

ほかにも、ゾッとするような虫の生態のこと、いわゆるシンクロニシティと呼ばれるすごい確率の偶然の一致の話とか。

古今東西の、キモ怖い話からゾク怖い話など、作者が取材で集めてきた話がたくさん。

装丁の絵は「3度見ると死ぬらしい」という伝説のある絵だそうで(笑)。

何度も見てますがぜんぜん平気です。

読みたいところだけ、サクッと読むのがいいと思います。私は「虫ネタ」は気持ち悪いので、読み飛ばしています。

| | コメント (0)

夏には怖い話を読もう その1

暑いですね。夏といえば怪談。でも、今って、以前に比べてテレビの心霊番組があまりなくなりましたね。やはりヤラセや捏造が問題になるご時世になったからでしょうか?

そういうときは手っ取り早く、読書がおすすめです。晴耕雨読ではありませんが、こんなに暑いんじゃあ、クーラーの効いた室内で本を読むのが一番です。

おすすめシリーズ、まずはこちら。

世界幻想名作集 (河出文庫―渋沢龍彦コレクション) Book 世界幻想名作集 (河出文庫―渋沢龍彦コレクション)

著者:澁澤 龍彦
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

別に怪談じゃないですけど、世界の幻想文学です。私にとって気の合う人、渋澤龍彦が選者となった名作がズラリ。(私はフランスの幻想文学が好きなので)。

こちらは世界の有名な幻想文学を集めたもの。超有名な作品から、知る人ぞ知る的な幻想文学の一部などを集めています。

ポーの「黒猫」、フーケ「ウンディーネ」、シェリー夫人「フランケンシュタイン」、スティーブンソン「ジキル博士とハイド氏」、カフカ「変身」…などなど、“なんとなく知っているけど、ちゃんと読んだことなかったなあ”とか、“昔読んだけど、詳しいことは覚えてないや”みたいな作品が中心です。

文庫本なので、通勤中にもちょこちょこ読めて、便利。簡単な訳ですし気軽に読めますが、幻想文学とはいえ、「ちょっとゾクッとする、読後の気持ち悪い感じ」がなかなかグッドですよ(笑)。

作品それぞれの本文のあとは、作品の背景や作者についての解説がついています。それがまた読み物として面白い。「ジキル博士と…」のスティーブンソンは「宝島」のスティーブンソンだったんだっけ。しかも「宝島」は彼の妻のつれ子に語り聞かせながら作ったんだ…。そんな「名作&文豪 豆知識」も身につきます。

挿絵なんかもきれいなので、おすすめです。

「その2」はまたいずれアップします。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧