カテゴリー「文化・芸術」の記事

DVD「アンダーグラウンド」をみる

友人に借りていたDVD「アンダーグラウンド」、ちょっと時間がかかるから、観るのをあとまわしにしていました。

95年のカンヌ映画祭で、パルム・ドールに輝いた作品です。
画像を貼ろうと思ったら、現在、DVDは契約が切れているみたい…。

アマゾンだとこちら

をごらんください。

第二次世界大戦から、ユーゴ内戦など、激動のベオグラードを中心といた物語です。

ブラス主体の音楽で、楽しいのか悲しいのかわからない雰囲気から始まります。

政治、戦争、男同士の友情、家族、ナチス、裏切り、障害のある人、武器、誤解。
それらが交錯することによっておきてしまう、悲喜劇。そこに、幻想的なビジュアル。

「ユーゴに帰りたい!」「その国は、もう、ない」。
この会話に、衝撃を受けました。

ラストシーンは本当に素晴らしいです。ネタバレになっちゃうから言えないけど。


映画としての雰囲気は、ちょっと「ブリキの太鼓」を思い出させます。映画を観た後の、「面白かった」とか「よかった!」とか言えない、このボーッとしたショックは、ゴダールの「気狂いピエロ」をみたときの衝撃に似ているなあ。


この監督、「パパは出張中!」で、85年にパルム・ドールをとっているようで、これが2度目の受賞だったようです。っていってもかなり前ですね。

なんだかルネ・マグリットを彷彿とさせるような、幻想的な映像美だなあ、と思ったら、この監督、ジョニー・デップ主演の「アリゾナ・ドリーム」の監督だったのね。納得。

DVDはないようですが、なにか機会があれば、絶対に観てほしい作品です。


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市川染五郎と片岡愛之助

仕事でお世話になっている役者さんの公演に行ってきました。インタビューでお世話になった染サマ、連載でお世話になっている愛之助サマ。

なんとふたりの「衆生」というか「男色」っつ~か、ズバリ、ボーイズラブな現代歌舞伎です。

ご興味のある方はリンクをご覧ください。

愛之助さんは、若旦那役しかみたことなかったのですが、なかなか、どうして。ちゃんと小姓(15,16歳くらい)に見えました。

染五郎さん、私はぜんぜんファンじゃなかったのですが…彼は舞台栄えしますね! 顔が小さいんですよ、思ったよりも。つまりスタイルがよいのです。

今回は階段落ちシーンもありますし、花道でびっくりするようなスピンも見せてくれます。なんだか根性が座っている感じ。

どちらかというと私は古典的な歌舞伎のほうが好きですが、たまにはこういうのも一興ですね。

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葛飾北斎の娘 お栄

今日、テレビで「日本歴史ミステリー おんな北斎 天才の影に隠された娘の感動記」という番組がありました。

浮世絵師 葛飾北斎の三女 お栄(号は葛飾應為)の絵と人生について取材してきた番組です。

お栄の作品とされるものはとても少ないのですが(北斎の名で世に出た可能性がある)、その画風には独特の上手さがあります。センスは父の北斎にはかなわない(?)という気がしますが、タッチや技法、陰影のつけ方は西洋画のようで、繊細です。

お栄のことは、杉浦日向子の漫画にとても面白く描かれています。

もし今回のテレビで興味をもたれた方は、ぜひ、こちらもおすすめです! 江戸の情緒と日常を身近に感じて、面白いですよ!

百日紅 (上) (ちくま文庫) Book 百日紅 (上) (ちくま文庫)

著者:杉浦 日向子
販売元:筑摩書房
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百日紅 (下) (ちくま文庫) Book 百日紅 (下) (ちくま文庫)

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談春さん

談春さん

国立劇場で某クレジットカード会員向けの独演会。

私が談春さんの噺を聞きに行くのは、3回目。一緒にいった会社の同期のY(女性のほう)は初めてでしたので、とても喜んでいました。ちなみにYは、日本舞踊をやっていて、国立劇場のこの舞台で踊ったことがあります。

今日は一列目の席をとっていたので、表情や動きがよく見えて、本当に面白かった!

前座には弟子の「こはる」が登場。最初に出てきたときには、「少年? 少女?」と、よくわからず、客の頭の中も「?」。少年みたいに見える女のコで、ビックリ!!

あとからでてきた談春さん、「国立という舞台ですし、まずはお客様の緊張を解こうと思って、弟子のこはるを前座に出しました。あれは女なんですよ~。緊張を解くどころか、みなさんを返って緊張させてしまいました(笑)。」とのことでした。

なかなかチケットのとれない人気の談春さんですが、また聞きにいきたい!

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三茶 de 大道芸

秋の恒例、三軒茶屋で行われる大道芸のイベントに行ってきました。

この土日、三茶の7箇所ほどの会場で、さまざまな大道芸やパフォーマンスが行われます。屋台なんかもでて、ちょっと楽しいです。

いつもは、たまたま通りかかったついでに見る程度でしたが、今年は友人と一緒に「サンキュー手塚」さん狙いで、三茶のふれあい広場へ。

少し早めに会場につくと、岩手の物産即売や屋台がでていまして。まずは地ビールでノドを潤し、地元の店がやっている屋台でフランクフルトを買いました。「買い食い」いいですね(笑い)。お祭りの基本です。

Daido1 サンキューさんの前の時間は、ジャグリングの森田智比博さん。

ボールのジャグリングなど、ときどき落下させてしまうのですが、そこがご愛嬌。一生懸命なところがとても好感持てます。

Daido2 こちらがサンキュー手塚さん。毎年、この祭りにはいらしていますね。
ちょっとシュールな設定のパントマイムは、なんだかひとり芝居をみているみたいでした。静岡大道芸ワールドカップの総合優勝者らしいです。

サンキュー手塚さんの公式HPサンキューさんブログ

とても明るい表情で、ご本人も楽しんでいる雰囲気がよかったです。

しかし、今年は周囲で見ている子供がやたらと乱入してきたのが残念。お祭りとはいえ、楽しみに見に来ているお客さんや、パフォーマーのためにも、親がしっかりマナーを教えてほしいものです。

Daido3 サンキューさんのあとのステージは、フランスからいらしたモーガンさんのジャグリングでした。なぜか大道芸人にはフランス人が多いような気がします。手足の長さを生かしたパフォーマンスでした。

このあたりからもう、寒くなってきたので途中で帰宅の途へ。

地元活性、子供も大人も楽しい、いいイベントだと思います。

きになる方は来年ぜひ、三茶までお運びくださいませ!

三茶de大道芸のご案内

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狭き門より入れ

姉がとってくれたチケットで、姉と義兄と一緒に、パルコ劇場へ。

佐々木蔵之介、市川亀治郎が出演する舞台「狭き門より入れ」を観劇しました。

ネタバレしたくないので、詳しくは書きませんが。…ある日、世界があと3日で「更新」されるとしたら? そして、その更新後の世界にいける人と、いけない人がいるとしたら? 残った世界がこのままだと3年で終わるとしたら…。

舞台はふつうのコンビニです。でも、そこが日常と更新した世界を分ける、門。

そんなちょっとSFな設定。映画やドラマよりも、演劇にふさわしい設定ですね。

佐々木蔵之介さん、背が高く、手足が長く、でも手が太くてちょっと不思議な魅力(笑)。姉は佐々木さんの大ファンです。熱演という言葉がぴったりでした。

亀治郎さん。歌舞伎以外の舞台では初めて見ました。なんかねえ、せっかくのご出演なのに、もったいない使われ方だったように思います。そんなに意味がある役どころじゃなかったというか。亀治郎さんでなくてもよかったのかも…的な。

中尾明慶くん、いい感じでした。役は当て書きだったのかな? ほか、脇をかためる役者さんたちもみな上手だったので、舞台をスムースに楽しむことができました。(ヘタな人がひとりでもいると、気になって、集中できないものです)。

そうそう、オマケ。

姉の席の前には、いつも、背(座高?)の高い人が座りがちだそうで。昨日も開演時間近くにやってきた、その席の人は、やや大きめの男性でした。あはは。

その人、知った顔だなあと思っていたら、ウチの会社の人事のT氏でした。偶然ですが(笑)。

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近くでみるとまた違うもので

検索にひっかかりたくないので、タイトルなどは想像のつきにくいものにしてみました。

なんの話かというと…。

昨日、A●ASHIのコンサートにいってきた、という話。プレス席はバックスタンドの2列目。じつは昨年のコンサートにも取材でいっているので、これが2回目です。ウチの担当と、上司と一緒にいってきました。

ほかのグループにくらべて「メンバーが仲がよい感じ」「ステージが楽しそう」「曲が前向きで明るいものが多い」というのがこの●RASHIの特徴。しかも今年は10周年です。

バランスのよいグループですね~。映画やテレビなど、演技のフィールドでは、私はNくんのファンです。でもやっぱりMくんは華があって、素敵!! こういうライブステージで全身の動きごと見ると、ますます素敵です。

Sくんは、こちらの先入観もあるのですが、やはり品がよく知的です。一見、地味なOくんは、とても歌がうまい! あまり知られていないかもしれないですが、本当にキレイな声です。

そしてちょっと3のセンもできるAちゃん。私の中では、「ううん、このグループの中では、あまり惹かれないなあ」と思っていました。でも、コンサート終了後の打ち上げ会場で、彼を5メートルほどの近くで見ると、全身のバランスがよく、私服(?)の着こなしのセンスが抜群によいです。あ~、ビックリ!

楽しい「お祭り」でした! 

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ピアノの音、ピアノ男子

小さいころからピアノを習っていたので、ピアノの音が大好きです。(絶対音感が備わってしまったため、全部ドレミで聞こえてしまいますが)。

最近、「ド・クラシックではない、よい質感のシンプルなピアノ演奏を聞きたい」欲求が高まって。いろいろ探しているうちに気になるものを見つけました。

パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地 Music パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地

アーティスト:阿部海太郎
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2007/05/23
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SOUNDTRACK for D-BROS Music SOUNDTRACK for D-BROS

アーティスト:阿部海太郎
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2008/10/08
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阿部海太郎のCDです。東京藝術大学の音楽研究科の院をでて、フランスに留学。ピアノ、ヴァイオリンなどを演奏します。おしゃれ感とノスタルジック感がありますね。

プロフィールとインタビュー。

YouTubeでチェック。

その流れでもう一人。Hauschka(ハウシュカ)というドイツのアーティスト。Prepared Pianoという音楽は、ピアノの弦に木や金属などをはさんで音色を変えたもの。ちょっと坂本龍一を彷彿とさせます。

Room to Expand Music Room to Expand

アーティスト:Hauschka
販売元:Fatcat
発売日:2007/03/10
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Ferndorf Music Ferndorf

アーティスト:ハウシュカ
販売元:Wind Bell
発売日:2008/09/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

YouTubeでチェック。

いろいろ視聴したり見たりしてから買えるから、世の中便利だよなあ。

それつながりでもうひとつ。

昨日の剣道男子ではないですが、私は「ピアノ男子」も好きです(笑)。品がよくて、坊ちゃんぽい感じがいいのかも。

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七月大歌舞伎

またまた海老蔵です。

新橋演舞場ではなく、歌舞伎座ということもあって、チケットがとりにくかったのですが、なんとかゲット。先日、夜の部に行ってきました。

さよなら歌舞伎座公演 七月大歌舞伎

「夏祭浪花鑑」は、大坂(当時はこっちの字かな)の任侠の話。喧嘩っ早いが人情に厚い男と、きっぷのいい女がでてきます。
主人公の団七は、喧嘩がもとで投獄されていたのですが、女房のツテから恩情が与えられ、釈放されます。
投獄されていた姿と、釈放後に床屋でバッチリいい男になってでてきた姿の変化にうっとり。

明るいタイトルに反して、ストーリー中に激しい人殺しのシーンがでてきます。これがスゴイ迫力。洋画などと違って、動きそのものはスローなんだけれど、それがかえって怖いのよ。以前、文楽で『女殺油地獄』を観ましたが(バックナンバー)、それと同様、沼地でずるずるとスベリながらの殺しのシーンは怖いね~。

この殺しのシーン、海老様の見得が13回あります。は~~っ、釘付け。祭りの囃子をバックに、殺しのシーンですよ。いい演出ですよね。歌舞伎って面白いなあ。

もうひとつの『天守物語』は泉鏡花の作品ですが、筋書きを読んだ段階から、私と連れの感想は「なんだかむちゃくちゃな話だなあ…??」。

キャラに統一性がないし、設定にも統一性がない(笑)。

玉三郎さん、キレイなんだけど…。歌舞伎役者としてキレイなんじゃなくて、「往年の名女優」みたいなんですよ…。

んで、ベタなヒロインと主人公の海老サマ。ううううむ。

これ、歌舞伎座で観なくてもいいんじゃね?? 新宿コマっぽいというか、明治座というか。

季節的にジャパニーズファンタジー&ホラーなのかもしれないけれど、ふつうの古典が観たかったよ~。

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清宮質文を知っているか?

NHKの『日曜美術館』を見た姉が、いきなり心を奪われファンになったといって教えてくれた、木版画家・清宮質文(せいみや・なおぶみ)。

私が知らないだけかと思っていましたが、一般的に知名度は低かったようです。

機会があり、姉夫妻と一緒に、画廊へ行って、直接、作品を見てきました。

とても素敵でした。心の深くになにかをうったえてきます。懐かしい感じもするし、未来的な感じもするし、心理学的な印象もあります。ムンクじゃないけど、ちょっと不安感も感じます。

とにかく、心をつかみます。

作品集などもあるのですが、画像があるのはこれだけだったので、とりあえず。

また来ん春…  /中原 中也 清宮 質文 画 [本]

また来ん春… /中原 中也 清宮 質文 画 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
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ほか、いくつかみられるリンクをはっておきますね。

ミウラ・アーツ

日曜美術館

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