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映画「イヴ・サンローラン」を観る

見終わったあと、ズーンとくる映画でした。

映画「イヴ・サンローラン」観てきました。美やファッションにかかわる方は、必見です。
ドキュメントフィルムな部分が多いのですが、知らないことがいっぱいありました。

他ブランドの方も、ぜひ、ご覧ください。偉大にして苦悩に満ちた人生が、生涯のパートナーの男性(!)ピエール・ベルジェ氏の静かなかたりで綴られます。
いろんな意味で切ない余韻の残る映画です。

http://www.ysl-movie.com/

18才でディオールのデザイナーアシスタントに、そして21歳でディオールのデザイナーに就任、22歳で生涯のパートナーに出会い、25歳でブランド設立。

でも兵役をきっかけに入院したこともしらなかったし、ドラッグにはまっていたことも知らなかったし、苦悩にみちた鬱状態の日々のこともしらなかったし、美術コレクション(彼の死後、クリスティーズでものすごいオークションにて処分されるのでした)のことも知らなかったし。

ファッションとファッションピープルが偉大すぎた時代の、「時代と寝た男」の人生です。

ドキュメントのパワーと説得力はすごいね。

男性にも女性にも、観てほしい。

デザインが世界を変える力がもっともあったころの、フランスの国宝的デザイナーの生涯です。

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映画『わたしを離さないで』を観る

「ブログ、ぜんぜん書いてないじゃん!」的なことを、何人かの方からおしかりを(激励ですね)いただきまして。

今回は本でご紹介した、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」の映画の感想です。
本はこちら。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)Bookわたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

著者:カズオ・イシグロ
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する


また、以前、書籍について感想をかいたブログはこちらです

コホン。さて、映画の感想。

ツイッターでも書きましたが、あの設定を具体的な映像でみると、なんとなくしらけるというか。そういう意味で、本のほうが100万倍いいです。映画が駄作というわけではないですが、映画向きではない、と。映画だけをみて作品を判断せずに、「本のほうがもっといい!」ということを多くの人に知ってもらいたいです。

いくつか具体的にあげると…

この小説の面白さは、近未来的な設定が「近未来的な感覚ではなく、日常的に描かれていること」だったりするのですが、映画で観ると普通に日常っぽすぎる。

本で読んだときには「なんでこの人たち、運命をこんなにあっさり受け入れているんだろう?」ということは気にならなかったけど、映画だと、どうしも気になる。

キーラ・ナイトレイの鼻の形が気になる。前髪があることで鼻が目立つんですね。

アンドリュー・ガーフィールドが演じたトミーより、子役の演じたトミーのほうがいい男だった。

キャリー・マリガンは、キャシーにあっているかもしれないけれど、美しくはない。

…キャスティングとしてはそんなに悪くないはずなんだけど、実際に映画を観ていると、こういうどうでもいいことが気になっちゃうんです。ほとんどこの3人でできているような映画なので。

映画、悪いわけではないんです。予告編だけみていると、いい感じですよ。よかったらチェックしてみてください。
公式サイトはこちら。

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