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『新八犬伝』を読む

正月にふさわしくないシリーズ・・・ではないかな。ある年齢以上の人にとっては、子供のころを思い出すものだと思います。NHKの人形劇『新 八犬伝』。

辻村ジュサブローさんの人形と、坂本九の語り。毎日15分放映された、アレです。

先日、KAT-TUNのDVDを見ていて、いや、正しくは亀梨くんのソロでの「姫姿&武将姿」での歌と振り付けを見ていて、ふと、浮かんだのですよ。

「あ、これ、犬塚信乃っぽい!」と。女装で育てられた、「孝」の玉をもつ、若侍。恋人の浜路という存在もあってか、新八犬伝では、主人公的な存在でした。

新八犬伝を知っている人はあまりKAT-TUNを見ないだろうし、KAT-TUNのファンの年齢では、新八犬伝を知らないでしょうね、ふつう(笑)。隔たった世代の輪が、たまたま、私という人の中で重なりました。

ああ、これぞ、めぐる因果は糸車(←これも、新八犬伝の名調子です)。

さて、新八犬伝。『南総里見八犬伝』をもとに描かれたものです。

あの人形劇がまた見たいなあと思い、調べたのですが、映像として残っているのは3話のみのようです。

ここからはわかる人にしかわからない話しになりますが、ご容赦を。

   

「我こそは、玉梓が怨霊~~~~」。怖かったです、真剣に。

「♪ 仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌~~」今でも歌えます。

犬塚信乃はこんな感じです。

 新八犬伝 犬塚信乃フィギュア これ、フィギュアです(笑)。

本も、復刻版ならありました。

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早速、これをあらためて読んでみました。1日15分という縛りがあったせいか、ストーリーもまあ、細かく山があり、一息に読むのには疲れます。誰が現八で、だれが道節だったっけ、なんて、登場人物も混乱します(笑)。

当時は気がつきませんでしたが、これ、ものすごい伝奇物語です。

スイフトの「ガリバー旅行記」や、渋澤龍彦の「高岳親王航海記」や、フランス文学の「テレマックの冒険」、はたまたコミックならば「ワンピース」」と「ドラゴンボール」を足して2で割った感じ!?

奇想天外というか、荒唐無稽というか。でも面白いです。

このブログを読んで、もっと「新八犬伝」を知りたくなったアナタ。

新八犬伝をもう一度見ようよ

というサイトが、とても素晴らしいので、ぜひ訪れてみてください。

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コメント

少し遅くなりましたが、
おお、「新八犬伝」!

もちろん、わかりますともさ。

「めぐる因果は糸車」の名文句も、
「仁義礼智忠信孝悌」も
全部いえますとも。

♪いざとなったら、珠を出せ、
力のみなぎる不思議な珠を~♪
歌もうたえます、いまだに^^

ノベライズも、元本を数年前、古本屋で
買ったけど、これはまだ読んでないな~。
こんど、読も。

ところで、ちくま学芸文庫の「八犬伝の世界」って本を知ってますか?
これ、すっごく面白いです。
なぜ、八犬士の体に牡丹の形のあざがあるのか?
なぜ、犬塚信乃は最初、女装しているのか?
推理がすごくスリリング。
こんど、読んでみてください。


投稿: まつもと | 2010年1月 5日 (火) 18:52

マツ兄ちゃん、あけましておめでとう。
コメントありがとうございました!
さすが、ですね!!

『八犬伝の世界』、早速読んでみたいと思います。

近々、オフ新年会、しましょう!

投稿: マリコ | 2010年1月 6日 (水) 01:47

まあしかし、原典の「南総里見八犬伝」を
読もうと、岩波文庫の全巻セット函を
買いながら、手をつけないうち10数年ですから、
ダメですねえ。
友人には読破したやつもいるのですけど。


「八犬伝」関連で続けると(くどくて失礼)、
山田風太郎の「八犬伝」がもし未読なら、
これもオススメ。
八犬士が活躍する「虚の世界」と、それを
執筆中の滝沢馬琴の「実の世界」を交互に
描くという構成がすばらしい傑作です。

さらに、昨日、桜庭一樹が週刊文春で
「伏 ~贋作里見八犬伝」という長篇を
書いていることに、連載4回目にして、
気づきましたとさ。


新年会はぜひ! また追って連絡しますね。

投稿: まつもと | 2010年1月 6日 (水) 10:12

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