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私、叱っているの? 怒っているの? 

仕事に夢中になりすぎて、あとで悩むことがあります。

私の職務の中でも、レイアウト(デザイン)をチェックするという仕事は、本当に大事な仕事で。

一生懸命集めた素材を、生かすも殺すも、「見た目」しだいですから。

美しく、流れがあって、パッと見ただけで内容がわかりやすく、ワクワク感があって、ちょっとドキッとさせる要素がある…。それがよいデザインだと思っています。

デザインをチェックした結果、画面(誌面)の構成力がなかったり、そのページの意図するものが伝わってこない場合には、やり直してもらうことが多々あります。

編集部のコから、レイアウトチェックを頼まれ、見た瞬間、「なんなの、この構成! なんなの、このヘンな色! なんなのちっちゃすぎるタイトル! なんなの、この新聞みたいなカチカチのレイアウト!」みたいなこと、しょっちゅうあります。

その編集のコが出した指示に問題があるのか、デザイナーの理解力に問題があるのか、その両方なのか…。

いずれにせよ、私はチェックする立場であり、育てる立場であるわけで。ダメを出すことも大事なこと。でもダメ出しをしているときに、自分でも困ることがあるのです。

私、叱っているの? 怒っているの?

「ここがダメ、これがもっとこうじゃなきゃ!」と、教えているつもりですが、心のどこかで、「大事なページをこんなふうにしかできないなんて!」とか「いい写真をデザインで殺してしまうなんて!」みたいな怒りもあるんです。

もっと冷静に叱ることができればよいのですが、心の中に自然に怒りの感情が沸いていることがあって。

自分ではビシッと叱ったつもりだけど、本当にそうなのかな? 私、きちんとできていないものに対して、「どうしてできないのよっ」みたいな、怒りをぶつけているんじゃないだろうか?

あとで落ち込んだりします。みなさんはどうですか?

もちろん、直ったものがよければ、十分にほめてあげるのですが。

人間としての修行、足りないのかなあ。

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