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『赤めだか』を読む

以前、立川談春の落語を聞きにいったことを書きましたが、やっと、その談春さんの本を読みました。立川談志に入門するいきさつあたりから、真打ちになるくらいまでの自伝です。

赤めだか Book 赤めだか

著者:立川 談春
販売元:扶桑社
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談春さんの落語が本当にすばらしくて、一度でファンになった私ですが、この本はファンの方でなくても、間違いなく感動するでしょう。

登場するのは談春(ボク)と談志(イエモト)はもちろん、志らく、志の輔など立川一門が中心。

談春が前座から二ツ目になるまでが、とくに詳しく描かれています。

マージャンがわからなくても面白い「麻雀放浪記」があり、囲碁がわからなくても面白い「ヒカルの碁」があるように、落語のネタについて詳しくなくても、ノープロブレム、面白いんです。

この本は、談春を中心とする、青くて、ちょっと無謀で、いつもお腹をすかせていて、ビンボーで、師匠に翻弄されていて、やたら落語そのものでないところでも苦労するけれど落語に対する情熱をもつ若者の、青春グラフィティであり、1人の少年が大人になっていく、いわばひとつのイニシエーションストーリーです。

そしてなにより、談春の談志(イエモト)に対するラブレターなのですよ。

談春が描いたのは自分のストーリーだけではなく、談志という人の、いろんな意味でのすごさなんだな。

いや~、読み終わるのが惜しい本でした。

12月27日、また談春の落語に行くのですが、ますます楽しみになりました。

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