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アカデミー賞の行方その2 ラスト キング オブ スコットランド

昨日の話題の続きです。もう1本、今度は主演男優賞ノミネートです。「THE LAST KING OF SCOTLAND」。といっても、舞台はウガンダ。スコットランド出身の若い医師が、ウガンダへ救援活動でやってきます。そのころ、ウガンダは、軍によるクーデターが起きて、参謀であった、アミンが政権を握ります。そのアミン大統領役の俳優がノミネートされています。でも、狂言回し的な主人公は、ニコラスという白人の医師。

アミン大統領は絶大的な権力を持つものゆえ、常に孤独です。ヒットラーもそうだったように。ニコラスはアミンの信頼を得て、アミンの侍医であり特別顧問にもなります。しかし、アミンの独裁ぶりや、国際舞台における非常識ぶりなど、さまざまな問題が起きます。アフリカの生まれたての独立国家と、文明を経てやってきた若き医師。やがてそこに、キレツが…。あとはネタバレになるのでやめておきますね。

確かにアミンを演じた俳優さんは、上手。もう、「あなた、ウガンダで生まれ育ったでしょ?」としか思えません。アフリカなまりの、素朴な英語も、味です(今回は英語で見たのだ! といっても字幕はついてました。ははは)。

この映画も、ドキュメンタリー部分とフィクション部分が一緒に編集されています。タイトルがひねってますよね。ウガンダではなく、あえてスコットランド。機内モニターで映画が始まってすぐに、「あれ? スコットランドの話じゃないの?」と思ってしまいました。

若き医師、ニコラスもいいですよ。なんかね、どこかで見たことのあるような顔しているんだけど、思い出せない…。ちなみに日本人なら、ぜひ、堺雅人に演じてもらいたいです!

ラストキング オブ スコットランド の公式ホームページはこちら

昨日の「クィーン」よりも話自体、重たいけれど、国の独立とか独裁がよく描かれていて、私としてはとても勉強になりました。面白かったです。おすすめ。

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アカデミー賞の行方 「クィーン」

NYの往復はAA、アメリカン航空でした。飛行機の中の楽しみは、小さなモニターではありますが、映画が見られることです。今回は往復で4本見ました。とくに今回は、オスカーの候補作がいくつかありましたので、感想なんぞ、書いてみますね。まず今日は、アカデミー主演女優賞の候補となっている作品「クィーン」。原題はTHE QUEENでした。

舞台は英国王室。主人公はエリザベス2世女王陛下です。描かれるのは、ブレア首相誕生とダイアナ元妃の事故死前後の時期。プリンセスダイアナの死について、王室はどのような対応をとるべきなのか…、女王として育てられた女王の葛藤が見所です。私個人としては、ブレア首相もなかなかよかったですね。大抵のキャストは、ご本人たちと似ていますが、チャールズがイマイチ、似てないんだよなあ(笑)。

でもアメリカって大胆ですね。ご存命でいらっしゃる王室の方々をこういうふうに描くなんて。日本では、ご存命である皇室の方々を主人公に映画なんかできませんよねえ。

ちなみに主演女優賞候補は、英国女優のヘレン・ミレン。告白しますと、私は日本語吹き替えで映画を見たので(笑)、彼女のセリフまわしの上手さとかは判断できないです。でも、しぐさはちょっと硬いくらいの気品があり、保守的でありながらも大胆である「女王らしさ」を上手く演じていたように思います。

THE QUEENの公式サイトはこちら。 映像もたっぷりあります。

しか~し。地味だしなあ。「そっくりさん」ぶりが、演技の上手さとして評価されるかどうかですよね。でもそういえば、レイ・チャールズの映画「Ray」でジェイミー・フォックスは、本当にそっくりな演技でアカデミー主演男優賞をとってたなあ。あれはホントに熱演だったなあ。

ちなみにこの映画、フィクションの部分のほか、ダイアナ元妃の事故については報道シーンなど、ノンフィクション部分も挿入されています。そういう、「ちょいドキュメント」「ちょいヒストリー」な映画がはやっているのかしらね。今後ご紹介する予定の映画「THE LAST KING OF SCOTTLAND」もそんな感じなんですよ。「硫黄島…」とかもフィクションとノンフィクションの間だしね。

あ~、仕事でもないのに、ずいぶん分析してしまった(笑)。ははは。

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さよならNY

長かったような、短かったような。NYを堪能するまもなく、いつも朝から取材だったので、正直、「やっと帰れる」というのが心境です。毎日朝8時ころホテルを出て、夕方まで取材、夜はお社交だったので(仕事なんだからしょうがないか)、リラックスする時間がなかったなあ。

お買い物も、バーゲン時期といえばオトクな感じがするかもしれないけれど、実際、端境期なので、買いたい服もなし。もちろん買う時間もなし。ホテルの近くのDuan&Lead(スペルちがうかも。NYの「くすりのセイジョー」って感じ)で、編集部みやげを買っただけですな、ははは。ほとんどの時間を5番街付近とアッパーイーストですごしていたので、東京でいうならば、丸の内とギンザだけしか行かなかった、という感じです。ソーホーやミートパッキングエリアにも行きたかったなあ。まあ、またきっと、行く機会もあるでしょう。

今、朝8時ですが、30分後にはホテルをでて、空港へ向かいます。

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GMタワーで

今日はこれから一日、NYの5番街すぐにあるGM(ゼネラルモータース)タワーの、某化粧品メーカーでレクチャー&取材です。18時半くらいまでかかりそう。夜はカメラマン、代理店、クライアントと食事です。

プレスツアーという名の、軽い拉致なんで(笑)しょうがないですが、お土産を買う時間もなさそうです。あ、買いたくないから言い訳してるんじゃないですよ、私だって自分のものもなにも買ってませんもん。

赤星さんとも会いたかったけど、こりゃ、むずかしそうだ。残念。また世界のどこぞの国で待ち合わせして会いましょう(笑)。

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ブロードウェイミュージカル メアリー・ポピンズ

今回のクライアントさまからの招待で、ミュージカル「メアリー・ポピンズ」を観て来ました。ちなみに前回の出張では、着いたその日のマチネで「ターザン」を観たんだったっけ。あのときは眠いながらも、ほとんどセリフもない話だったのでなんとかなったんだよな…。

「メアリー・ポピンズ」、そうあれですよ、乳母(家庭教師)の女性が傘をさして空から降りてくる、あれです。煙突掃除やさんがでてきて「チム・チムニー」と歌うやつです。なんかいたずらっ子の姉弟がいる裕福めな家が舞台で…。…って、じつはほとんどストーリー覚えてないじゃん!! そんな空からおりてくる女性が普通に物語になじんでいいのか??

というわけで、42丁目のニューアムステルダム劇場へタクシーで向かい、場所を確認してから向かいのBBQやさんへ。すんごい量なんだわ、これが。まわりの人、みんな太ってるんだわ、これが。とりあえず30分であわてて食べて、劇場へ。ミュージカルならではの、舞台が奥深く、高さのある劇場。3階の最前列の席でした。

でね。ざんげします。すんごい、寝ちゃいました。疲れてるんだもん。時差ぼけで全体的に寝不足なんだもん。セリフがガチャガチャとうるさく、とくに子供の早口のセリフは聞き取れないんだもん、寝るよ、そりゃ。私たちプレス日本人たちのほとんどは居眠りをしてしまいましたが、みな、見せ場にはなんとか起きました。

ちゃんと傘で降りたり飛んだりするシーンは(何度かでてくる)観たし、名物であるダンスシーンもしっかり観たし、メアリー・ポピンズが猿之助のように客席まで宙乗りするのもしっかり観て、寝ぼけ眼で、惜しみない拍手を贈りました。

このミュージカル、半年ほどまえからはじまったようですが、評判はとてもいいみたい。「早口の英語も聞き取れる人」にはおすすめです。

こちらがオフィシャルサイトです。楽しそうでしょ? 

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ただいま出張中

本日もNYです。昨夜はモリモトで世界各国から集まったプレスパーティ。今日はこれからコーネル大の取材と、午後は製品撮影、夜はミュージカルです。なかなかハードや。

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ニューヨーク Wホテル

アメリカンエアラインで、無事JFK到着。ホテルはWホテルのレキシントン。Wのなかではもっとも古いものですね。ここに、今、各国からやってきたPRやジャーナリストが宿泊。私は角部屋です。いわゆるおしゃれ系のホテルといわれるWですが、バスタブないのが残念。まあ、「おしゃれな一人暮らしの部屋」ってところでしょうか。ここ、ホテルマンの顔はいいけれどサービスが悪いってことで有名ですよね(笑)。

夕食はホテルから数ブロックはなれたベトナム料理やさんにいきました。

明日は朝からラボ見学で、メルヴィルに行きます。

おやすみなさい。

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海外出張

本日の夕方の飛行機でNYです。寒そうだな~。

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京都の青春小説

年始に読んだ本のうち2冊は、「京大に通うモテない男」を主人公にしたもの。友人のすすめです。どちらも、京都を舞台にした青春小説。しかし、サワヤカではない(笑)。青春小説っていうと、恋や友情が甘くほろ苦く描かれるものという印象がありますが、現実の青春ってそんなもんじゃないですよね。片思いしてモンモンしたり、モテないもの同士が集まってグチグチ言ったり、熱心な恋が相手にとってはストーキングだったり。むしろ、「ほとんどが苦く、ほろ甘い」くらいではないでしょうか。あまり思い出したくない、恥ずかしいものだったりもします(笑)。

そんな青春を送る、男の子。昔でいうなら「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫みたいな。ついでに紹介しときます。

赤頭巾ちゃん気をつけて Book 赤頭巾ちゃん気をつけて

著者:庄司 薫
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

と、話をもとにもどし。ではそのおすすめ2冊を紹介。

鴨川ホルモー Book 鴨川ホルモー

著者:万城目 学
販売元:産業編集センター
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これはかなり面白かった! 「ホルモー」という言葉に「?」と思うと思いますが、気にせず読むと、よいです。京大のほかの大学もでてきます。とあるサークルに属した男女たちの話ですが、じつはちょっとファンタジー小説。小鬼(式神?)のようなものたちがでてきます。安倍晴明じゃないけど、神社とか儀式とか、小鬼をあやつるための言葉、とかがでてきます。ネタバレしたくないので、あまり書きませんが。そういうファンタジー部分と、「そうそう、大学のサークルってこんな感じだったな」みたいな現実が共存する小説です。

次はこちら。

太陽の塔 Book 太陽の塔

著者:森見 登美彦
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

大学生活に「まったく華がない」男の子に、彼女ができたけれど、その彼女にふられた後も、彼は純粋に彼女を研究する…。(それって、ストーキング??)。でもなんだか切なくて笑えたりするんです。狭くて汚い下宿に、やおら男同士が集まって、「恋にうつつをぬかす一般の男女を批判」したりするんですよ。ますますモテるわけがないのですが、すごく青春っぽい。イケてない男の子の青春です。笑えて、ちょっとイタイ感じが面白いです。そういえば、大学のころの文系のサークルにいたほとんどの男の子たちって、こんな感じだったかもな。(該当者、ごめんよ)。

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サポーターの「木の芽どき」

「木の芽どき」という言葉を知っていますか? だいたい、春先の季節の変わり目をさします。木々が芽吹く時期という意味ですが、そういう時期、人のココロは不安定になるものです。ちょっとウツっぽかったり、会社に行くのがイヤになったり、人と会うのがおっくうだったり、意味もなく落ち込んでみたり。ふつうは2~3月くらい、なのでしょうか。一年の中でも太陽光にあたる機会がすくなく、それすなわち、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の分泌が下がる時期でもあるらしいのです。

サッカー好きのサポーターにとっては、今がまさに木の芽どきではないでしょうか。試合の応援でのストレス発散(ときにはストレスがたまることもありますが)もなく、サッカー友達と飲む機会も減り、日常にメリハリがない…。日に当たらないし、寒いし。(ここからグチ)新監督は期待できないし、実力派外人選手獲得もないし、新戦力といってもまだ海のものとも山のものともつかないルーキーだし(ここまでグチ)。なんかねえ、落ち込んでしまうんですよ。

私はだいたい、2月がダメですね、毎年。妙にさびしくなったり、かと思えば、人ギライになって引きこもりがちになるんです。とくに朝方。努力して早起きしますが、会社に行くまでにすごく時間がかかる。お風呂に入って気分転換してから出社してます。夜はお酒をのんで元気になるんですけど、その分、やっぱり、朝、落ち込む。経験上、2月をすぎれば元気になるのですが。まあ、ブログを書いてるくらいだから、ウツになったり出社拒否になるような状態にはなるわけもないですけどね。あまりムリしないようにしたいと思います。

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ピエール・ガニエール

東京で今、レストランといえばどこでしょう? ここしばらく、新しいビルも建っていないということもあり、私はフレンチの「ピエール・ガニエール ア トウキョウ」かな、と。イタリアンがイマイチで(リストランテ濱崎以上のところは、ないんですよね…)ということもあり、今、行くべきはフレンチです。ピエール・ガニエールもしくは、白金のカンテサンスかな。

臨床心理士をしている姉が、名古屋からやってくることになり、どこかレストランを予約しようと思って、結局、表参道のピエール・ガニエールにしました。ここ、私は某化粧品会社のパーティでランチにはきたことがあったのですが、ディナー(自腹)は初めて。でも、せっかく姉がやってくるし、「最高のトウキョウ」を味わってみるかと。(クラシックな意味での最高はロオジェかな)。

予約をとって、いざ、表参道! シャンパンのあと、コースを頼んで、お水は「水のドンペリ」といわれるシャテルドンをオーダー。(シャテルドン、おいしいんですよ! ホント。ペリエよりもぜんぜんおいしい! でも毎日飲むのには高いです、はい)。
アミューズのフィンガーフードは多め。パンもおいしいし、ウコンのチップスなんかも楽しい。最初はフォアグラ。う~~~~ん、焼き加減が微妙で美味。紫芋のソースや貝とあわせていただきました。ワインは女性の作り手(たぶんシングルマザー)のブルゴーニュをいただきました。二皿目はイセエビを中心とするスープ仕立て。おろし大根などとあわせて、さっぱりといただきました。3皿目は子牛。あれれ、あんまりおぼえてない(笑)。次にチーズの一品。シンプルなままでもおいしいのですが、ちょっとひと工夫入っていました。ここまででワインを飲み終わりました。

ちょうどいいなあ~と思っていたら、ここからデザートが5皿!!! 普通の女性には「むちゃっ、うれしい!」なのかもしれませんが、私にとっては「うぎゃ、多すぎ」。いや、自慢のチョコレートやらなんやら、確かにおいしいんですよ。でも、ヘンにスパイスをつかったもの(サフランのアイスなど)とかって、これ、おいしいのか??? しかも2皿食べたところで、お腹いっぱいになった私たちに「まだ、あるんで…早く…」といいくさったギャルソン。もっと感じよく「こちらもぜひ、お味見ください」とか言えよ。

もちろん高価ですが、コストパフォーマンスもよいと思われるピエール・ガルニエール。私たち以外は、おそらく医者家族などの「華麗なる一族」が多かった週末。姉妹でン万だったのに、家族8人とかで食べてるし!!なかなか面白かったです。

たしかに二皿目はほんと、おいしかった。でももし次に姉がきたときには、老舗の「ロオジェ」の味も知って欲しいな。

これだけ書くと「贅沢しやがって」と思う人もいるかもしれませんが。私は限られた人生、食べ物にお金をかけることが惜しくはないです。そういう友達、募集。一緒においしい食事&おいしいお酒で、人生を豊かにしましょうよ。

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「拝啓、父上様」面白いと思う

今日ふたつめの更新。はい、またまたドラマウォッチャーを自認する私の、新ドラマ評です。今日から始まった、倉本聰が脚本を手がける「拝啓、父上様」。倉本脚本らしい、定番の面白さと、ナイスなキャスティング、そして意外な発見がありました。

まずは脚本。コミカルなドラマが多い昨今、ひさしぶりにヒューマンドラマな感じ。セリフがうるさくなくていいです。(最近のドラマ、叫び声とか怒鳴り声ばかりで表現が単調なんです)。本日の放映では、厨房(板場)のシーンがほとんどですから、その場のセリフは、板場の中で必要な会話のみ。そこへ倉本節の二宮くんのセリフがナレーションとしてかぶります。いや~、「…なわけで…」「ドキドキした」など、“期待通り”というか“お約束”満載です。ニノ、うまいですね。『硫黄島…』のときもそうでしたが、目の動きで演技できるし。いい感じです。

そして発見。関ジャニ∞の横山くん、面白い(笑)。彼の演技は始めてみたのですが、軽い感じのバカな男の子の役、ピカイチです(ほめてるんだってば)。

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宮本恒靖 ツネと呼んで

ツネこと、宮本選手がザルツブルグに移籍して、会見をしましたね。そのときの発言で(ドイツ語だったらしい)、「自分のことをツネと呼んで」というのがあったようで。これ、個人的に大笑いしてしまいました。というのも、私と、代表応援仲間のKセンパイ、あるネタでよく遊んでいたからです。

宮本といえば頭脳も優秀で、高校も進学校ですし、同志社大もスポーツ推薦でなく入学したとか。そんな元代表キャプテン、どうやら英語も堪能のようで、よく代表の試合では、審判と英語で会話しているシーンが見られました。

試合中、そんなシーンがあると、私とセンパイは、そのシーンのアフレコを勝手にしていたんです。そのとき私たちが宮本のクチの動きに合わせて勝手に当てはめてたセリフが、「アイム キャプテン。コールミー ツネ」。

さあ、みなさんも、これから、宮本が試合中に外国語で話している様子が写ったら、「コールミー ツネ」と勝手にアフレコしてみましょう! くだらないようですが、けっこう、ツボにくるはずです。

ちなみに。私は宮本を応援しています。

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大河ドラマ 風林火山

大河ドラマ好きの私ですが、「功名が辻」はあまり見ていませんでした。というのも、女性が主人公というのは、時代によっては、かなりムリがあると思うのですよ。「利家とまつ」もそうでしたが、当時の女性が夫の上司に意見したり、重要な発言などできるわけがないのに、ドラマのストーリーでは、そういうシーンがいっぱいありすぎて。いや~、”ドラマなんだからさあ…”と言われると、それはそうなのですが(笑)。

「功名が辻」は、総集編で見る程度でちょうどよかったです。総集編だと、歴史を追うことが先決になるので、千代ではなく、山内一豊が中心の構成になっているからです。

さて、昨日から始まった「風林火山」ですが、初回としてはがんばったなあと思いました。山本勘助という、比較的地味な存在を主人公にしているので、視聴者の興味をひきつけるのは大変だと思います。その第一回が、勘助の幼少時代だったら、たぶん、その後の興味を引かないと思います。その点、いきなり戦から入っているので、ちょっと興味が持てました。キャストのテロップを見ていると、きたろう、寺島進といった人が出ていたので、「ある程度重要な役なのかしら…」と思ってみてみたら、すぐに死んでしまいました(笑)。はっきり言って、ここまで名前のない役者でもよかったのだと思います。でもまあ、初回なんで、すこしがんばったのかしら、と。

今回、主役が内野聖陽という、実力はあるけどやはり地味な人で、共演も市川亀次郎という、上手なんだけれどテレビではなじみのない役者。女優も柴俊夫と真野響子の娘で新人の柴本幸。これもイマイチ、見所とはいえなさそう。私の個人的な感想としては、大河史上、もっとも地味なキャスティングに見えます。Gacktだけが無意味に派手(笑)。全体に渋め、通好みの大河ですが、しばらく見てみようと思います。

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正月に読書

今回の帰省では、あらかじめ実家に何冊か本を送っておきました。友人から勧められた本で、ある程度「一気読み」したいものです。

数学的にありえない〈上〉 Book 数学的にありえない〈上〉

著者:アダム ファウアー
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

タイトルがいいですね、「数学的にありえない」。英語タイトルは「IMPROBABLE」。キングの「デッド・ゾーン」と映画「マトリックス」「フィフスエレメンツ」を足して、ほんのちょっとだけ「ダビンチ・コード」風味を加えるとこうなるかな(笑)。あ、あと「博士の愛した数式」もちょっとだけスパイスとして加えたいですね。これはハリウッド映画化してほしい作品。キャラクターがそれぞれ魅力的で、よく書き分けられています。女性のCIA工作員の存在もなかなかいい感じ。映画だったらせひ、ミラ・ジョボヴィッチに演じてほしいです。上下巻あります。

次に、ノンフィクションもの。

下山事件―最後の証言 Book 下山事件―最後の証言

著者:柴田 哲孝
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「祖父は下山事件の実行犯なのか?」の疑問に迫る作品。下山事件とは、1949年、GFQ占領下、当時の国鉄総裁だった下山定則が、轢死体で発見された事件。自殺説と他殺説があるけれど、自殺にしては不審な点だらけ。他殺としてもあまりに謎が多く、かつて松本清張が「日本の黒い霧」という作品でこの事件をとりあげています。祖父が関係者であった可能性がある筆者は、ほかのジャーナリストよりも事件への糸口が近く、けっこう信憑性が高いです。GHQの陰謀かCIAの工作か、共産思考者による犯行か、当時の政府の要人による策略か。そこにからむ中国や韓国の殺し屋。「替え玉」まで用意しての綿密な犯行に、捜査一課は自殺の結論。でもその検死や証言にも多々残る疑問…。これを読むと、白洲次郎もどうやら思っていたような人ではなさそう。男性はとくに、こういったノンフィクションは楽しめると思います。

今年の正月はなんだか面白いテレビもないので読書がすすみます。あ、でも本日17時からNHK教育で放映の「白くまピース」は楽しみ!

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